文章での「強調」の方法〜思いを伝えるために〜
伝えたい思いが強い時は、文章でも強調して書きたいもの。
でも、その強調が読者にとってどのようなイメージを与えているのか・・・
ちょっと冷静になって考えてみませんか?
この記事の目次
色で強調を伝えたい時
- 文章を強調したいときは「太文字」
- さらに強調したいときは「赤系の色」
- リンクは「青」
これ、Web上での文章の書き方の常識。
常識といっても、Webに詳しくない人は知らなくて当然なのですが、いろんなブログを見ていると、赤文字を多用されていて文章が真っ赤っかになっている人もいらっしゃいます。
「赤色」は、
- 覚えやすい
- 注目されやすい
- 目立ちやすい
とイメージがあるので、伝えたい思いがあるときは赤を使いたくなる気持ち、わかります。
だけど、あまりにも赤文字が多いと、一体どこが大事なポイントなのだかわからず、結局大事なことが印象に残らない・・・なんてことにもなりかねません。
そして、色にはネガティブなイメージも存在します。
赤には、危険や警告といった意味もあるのです。
信号の赤は「停止」を意味しますし、緊急車両には赤いランプが搭載されています。サッカーでレッドカードといえば退場を意味しますしね。
そういう意味では、赤文字の多用された文章は「警告文」といった印象を与えるということにもなり、ページを開けた瞬間、とっさに閉じてしまう・・・なんてことにもなりかねません。

わたしも赤の多い文章はちょっと苦手。
ページを開けてざっと見た時に赤文字が多いと、しんどくなるんですよね。
だからすぐに閉じちゃう(笑)
「めーっちゃ伝えたいのに」という思いがこのようにネガティブイメージの方で受け取られると悲しいですよね。
なので、赤文字を使う時はほどほどに・・・ね。
感嘆符の使い方
強調したい時に「!」をつけることもありますよね。
でも、この感嘆符「!」の使い方にも注意が必要なのです。
調べてみると、
一般には、感嘆や命令など、普通よりも大きな声で発音される文の最後に、終止符に換えて置かれる。
Wikipediaより
とありました。
「!」が何個も連なっている「!!!!」や、「!」の多用は怒られているという感じや、威圧感を与えてしまいますね。
以前、感嘆符について書いた記事に以下のようなコメントをいただきました。
共感した部分があったのでコメントさせて下さい。
まず、感嘆符ですが私も同感です。
私の親しかった友人からメールをもらった時に、ちょっと些細な事でこの感嘆符を利用したんです。というか相手が先に使ったんですがそれがやけにカッとなってしまいお返しに倍返しにしたらもうその友人との付き合いはなくなりました。
また当時の元ブロ友でコメント返しに感嘆符を多用していてなにか怒っているのかなと思ってしまったくらいです。
文章につける「!」で友人との関係に亀裂が入っただなんて・・・
気をつけないといけませんね。
そうそう・・・
Yahoo!のトップページ、ニューストピックスの見出しには、「!」は一切使ってないんですよ。
事実を伝えるのに「!」は必要ないということです。

わたしなら、「沖縄復帰47年 基地負担減遠く!」とか絶対やってる(笑)
Yahoo!ニュースのことを知ってからは「!」を使う率は減ったといえども、まだまだ使ってしまいがち。
感嘆符をつけなくても自分の思いを伝えられるよう、より一層意識しようと思います。
投稿者プロフィール

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ブログ集客プロデューサー/ライター/コラムニスト
読者(消費者)との関係をつくり、集客や販売につなげる発信で5年10年後もお客様に愛される会社・お店づくりのためのメディアづくりをサポートしている。
これまで発信してきたもの、持っているコンテンツをわかりやすく見やすい形に編集してコーディネイトすることを得意とする。またコミュニケーションの中で、その人の中にある光るもの・強みを引き出すことも得意。
講座や個別サポートでは、その人ならではの魅力を引き出し、わかりやすく伝わりやすい言葉にして発信するお手伝いをしている。
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